酒田市長・空き家等ネットワーク協議会会長メッセージ

 
市長あいさつ

酒田市長 矢口 明子

 全国的な少子高齢化・人口減少により空き家が増加しており、地域住民の生活環境に悪影響を及ぼしているとして社会問題になっております。本市においても例外ではなく、市民から寄せられる空き家等に関する相談件数は増加傾向にあります。

 本市では、空き家等が管理不全な状態になることを防止するために必要な事項を定めることにより、安全安心なまちづくりの推進に寄与することを目的とした、「酒田市空き家等の適正管理に関する条例」を平成24年に制定しました。

 平成25年には空き家等を所有される皆さまの様々な悩みにしっかりと答えていく体制が必要と考え、専門団体の皆さまに協力をお願いし、全国に先駆けて専門団体と行政が連携した「空き家等ネットワーク協議会」を設立いたしました。また、平成29年に相談者の悩みに応えるひとつの手段として、構成団体の皆さまと協働で「空き家等情報サイト」を開設しております。

 空き家等に関する相談は多岐に渡ります。それぞれの専門団体が持つ強みを活かし、かつ団体同士が連携(ネットワーク)し、相談される皆さまに、懇切・丁寧な対応をしていけるよう協議会とともに尽力してまいりたいと思います。

 
会長あいさつ

酒田市空き家等ネットワーク協議会 会長 今井 和彦

 当協議会は、全国に先駆けて2013年に設立されました。早いもので10年が経過しました。空き家の売却、建物の解体、相続等の相談をボランティアで行っております。

 空き家問題の原因は、戦前の権威主義直系家族から平等主義核家族に変わったことにあります。欧米型のライフスタイルの変化に対応が出来ていないこと。人口減少に対応が出来ていないことが原因です。積極的に移住者(外国人を含め)を受け入れ人口を増加させること。

 不必要な空き家は、積極的に売却、解体を促進し、市街地を再生させましょう。 問題を先送りしないで、早め早めの対応をお願いします。
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